CD革命/Virtual (TM) Version 1.11 Release Notes.txt 1997年12月 (株)アーク情報システムのCD革命/Virtualをお買い上げ頂きまして ありがとうございます。この製品を最大限ご利用いただくため、 同梱のマニュアル、ヘルプをご利用ください。マニュアル中には 各種のノウハウ、トラブル対策、その他が記載されていますので、 ぜひお読みください。 v1.11の特徴 ●V1.1では、メモリ状況が厳しい場合、CD-ROMドライブが旧式の場合、システムがフリーズすることがありました。 v1.11ではこれを改良し、メモリ状況が厳しい場合は、仮想CDファイルから1セクタずつ読み取ります。 v1.1の特徴 ●CD-iフォーマットに対応しました。 従って今まで構築できなかったVideoCD、PhotoCDが構築可能であり、 ビューアーでみたり、通常のビデオプレーヤでプレイできます。 注意: CD-iフォーマットはセクタのサイズが通常のCDの2048バイトではなく、2352バイトです。 Windows95からは通常の2048バイトのみが見ることができます。 このCD-iフォーマットでは、VideoCDはMPEG圧縮、photoCDはJPEG圧縮が既にされているため、通常の圧縮は意味がありません。 従って、これらのCDには圧縮が利かないようにしてあります。 ●CDExtraフォーマットに対応しました。 CDExtraフォーマットで書かれているゲームに対応しました。 CDExtraフォーマットのCDイメージを作るのに2つの方法を用意してあります。 仮想CDを通常の方法で構築し、動作しない場合は「仮想CDの構築その2 入力の選択」で 「CD-EXTRAの別読み込み方法を使用」をチェックして下さい。 ●ゲーム対応 今まで多くのユーザーから不動作報告が来ていた各社のCDROM(主にゲーム)を全て動作可能にしました。 このバージョンで動作しないソフトについても、順次対応する予定です。 注:複数CD-ROM環境でゲームCDを動作させるために、以下の点にご注意下さい。 1.CD-ROMドライブが、例えばE:、F:、G:と3台ある場合、E:(先頭のドライブ)でしか動作しないゲームがあります。 この種のゲームをVirutalで動作させるためには、仮想CD-ROMドライブを一番前に設定して下さい。 2.コントロールパネル→マルチメディア→音楽CDで設定ドライブが正しく仮想ドライブを指していることを確認して下さい。 ●使用方法 今まで構築した仮想CDファイルはそのまま使用できます。 ただし、今まで動作しなかったCDタイトルはこの版で仮想CDファイルを構築し直して下さい。 ●サンプルの仮想CD(CD革命/Virtualのデモ用CD)を添付しました。 CD革命/Virtual のインストール後の動作確認用にご使用下さい。 以下の事項は特に注意を要する点です。 * CD-ROMの先読み機能(Windows95に付属)は必ずオフに してください。機種によってはOSがフリーズしたり、ハングする ことがあります。この設定は、CD革命/Virtualをインストールする 時に自動的にオフにされています。オンに戻さないで下さい。 * 既存の仮想CDからもう一度仮想CDを作成する場合には、 デフォールトのCD走査方法ではなく、「セクタ読み込み走査方法」 を使用してください。これは、仮想CDの構築時に、ダイアログ中の 「セクタ読み込み走査方法」チェックボックスをオンにして、 実行すれば可能となります。 * 利用可能なドライブ文字の制限に注意してください。 もし制限を越えた場合、例えばDOS/V機ではA:、B:のフロッピーも CD-ROMとなってしまいます。ドライブ数を修正してください。 CD革命/Virtual は(株)アーク情報システムの登録商標です。 CD革命/Virtual はMicrotest社(USA)が著作権を有しています。